チャールズ国王日本語で挨拶 天皇皇后両陛下公式晩餐会に
ロンドン、イギリス、6月26日 (AP) ― 英国を公式訪問中の天皇皇后両陛下は6月25日夜、ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩餐会に臨まれた。 晩さん会で、チャールズ国王はスピーチの冒頭「英国にお帰りなさい」と日本語で述べ、天皇皇后両陛下への歓迎の気持ちを表した。 両陛下はこれより先、ロンドンのウエストミンスター寺院を訪れ、無名戦士の墓に花輪を手向けられた。 天皇陛下の3日間の英国訪問は、ロンドンの中心を流れるテムズ川の開閉式治水ゲートの視察から始まった。 40年ほど前、オックスフォード大学の大学院生として、18世紀の河川における商業を研究され、テムズ川の水路に長い間関心を寄せられていた陛下にとって、開閉式治水ゲートは当然の目的地であったようだ。 25日の式典での歓迎は温かく感じられた。チャールズ国王と天皇陛下は、何年も前からお互いを知っており、バッキンガム宮殿に向かう馬車の中でも、旧友のように談笑するお二人のお姿が見られた (日本語翻訳・編集 アフロ)