【住之江ボート・ヴィーナスシリーズ第2戦】初のA1昇格へ今期最終戦、好調・大豆生田蒼が開幕ダッシュ狙う
住之江ボートの「ヴィーナスシリーズ第2戦 第35回アクアクイーンカップ」が19日、開幕する。 今期最終戦も、平常心を貫くのみだ。5期連続でA2をキープしている大豆生田蒼(29、埼玉)は今期(昨年11月~)、勝率6・41と初のA1昇格が狙える快ペース。優出3回で、昨年11月のびわこでは5年ぶり2度目の優勝を飾るなど、2012年11月のデビュー以来最高といっていい波に乗っている。 「A1のことは考えないようにしています。自分は意識するとダメなタイプなので…。今期はいいエンジンを引けているし、運がよかったと思います」 住之江参戦は1年半ぶりだが、前回戦で優出(6着)したように相性は問題なし。今節の相棒36号機は先月の初おろしで上野真之介がオール3連対Vを飾り、続くGⅠ太閤賞で浜先真範が序盤に3連勝したポテンシャル十分の良機。今回も〝引きの強さ〟を発揮し、楽しみが広がる。 「ペラは自分がよくやる形だったので、そのまま乗りました。乗り心地はちょっと合っていない感じでしたが、伸びはよさそう」 前検で合格ジャッジが出て、スタンバイOK。初日2、11Rで、A1への〝花道〟を快調に滑り出す。(西脇和哉)