勝敗を分けたのは “5000万ポンドのペア”の存在? 相手指揮官も認めるオリーセ&エゼの実力
2人で3ゴール
プレミアリーグ第22節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦したクリスタル・パレス。 早い時間に2ゴールを奪われたパレスだったが、前半のうちに追いつくと、後半に復帰を果たしたMFマイケル・オリーセが決勝点をあげ、3-2の逆転勝利を飾った。前節のアーセナル戦での大敗から立て直したパレスだが、この試合で輝きを放ったのがオリーセとエベレチ・エゼだ。 エゼはこの試合2ゴールをマークし、オリーセは1ゴール2アシストを記録。圧巻の存在感を見せつけた2人の存在がこの勝敗を分けたと語るのがシェフィールド・ユナイテッドの指揮官クリス・ワイルダーだ。 「その差は5000万ポンドのペアだ。これはプレミアリーグの冷酷さを物語っている。オリーセが今夜復帰するのではなく、週末に復帰できればよかったのに」 「我々は素晴らしいスタートを切った。私たちは、そのギャップを埋める必要があるという姿勢と競争力について話している。そのギャップは5000万ポンドの2人の選手、エベレチ・エゼとマイケル・オリーセだ」 「そしてさらに、ジェフェルソン・レルマやイングランド代表CBのマルク・グエイがいて、そしてヨーロッパで最高のCBの一人であるヨアキム・アンデルセンもいる。それが直面していることなのだ」(英『BBC』より) ビッグクラブも獲得に興味を示すオリーセとエゼは1人でも十分に脅威となる存在だが、2人が同時にピッチに立つことで危険度はさらに増す。 オリーセは今季公式戦10試合で6ゴール3アシスト、エゼは20試合で5ゴール3アシストをマークしており、パレスの攻撃陣で最も危険な2人となっている。
構成/ザ・ワールド編集部