「転職は悪」親はそういうけれど、我慢してでもブラック企業で働くべきですか?
転職をするなら収入アップを目指すのもよい
前向きな転職であれば「悪」ではないにせよ、なにをもって「前向き」というのかの判断は難しいものがあります。 それについては、「収入アップにつながるかどうか」を1つの基準にしてみましょう。働く理由は、多くの場合、生活のためでしょう。生活を豊かにするための転職であれば、悪いものとは限りません。例えば200時間の残業をして月給25万円の状態から、残業0で月給23万円の状態になったとしたら、1時間当たりの賃金は上がっています。 このように、収入アップを目指した前向きな転職ができるのであれば、ブラック企業で働きつづける必要はないでしょう。
まとめ
仮に、親が「転職は悪」といっていたとしても、現代における転職は必ずしも「悪」ではありません。長い目で考えれば、ブラック企業で働くくらいなら、金銭面においても健康面においても、転職を考えた方がよい場合もあります。 今、ブラック企業で働くことに悩んでいるのであれば、その転職が前向きなものであるかと自問自答をしてみてください。それが前向きな転職である、という結論であれば、親に納得をしてもらい、転職をしてもよいでしょう。 もし、転職に悩んだときは金銭面から、収入が実質的にアップするか、そしてダウンしないかどうかを、1つの基準に考えてみるとよいでしょう。 出典 株式会社ライボ 「HRpro」 ブラック企業から転職した人の約7割が「労働環境の改善」を実感。一方で“ゆるすぎる”企業に不満の声も 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部