正規王者クンタップがダウンを奪われながらもムエタイ殺法全開で暫定王者の津崎善郎に逆転の判定勝ち【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.6」(12月1日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ」で正規王者のクンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)と暫定王者の津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)が対戦した。試合はクンタップが2-0の判定で勝利を収め王座防衛に成功した。 2人は2022年12月に「第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦」で戦い、クンタップが勝利を収め王座を獲得。しかしクンタップが今年2月の大会で予定されていた防衛戦を拳のケガで流してしまい、同大会で行われた暫定王座決定戦で津崎がMASATO BRAVELYを破り、悲願の王座獲得を成し遂げていた。 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけてローの津崎にクンタップは下がりながら右ミドル。津崎は右ハイ。そして右ミドル。クンタップはスイッチを繰り返しながらミドル。津崎の右インローにクンタップは右ストレートを合わせる。津崎は前に出て左ジャブ、右ロー。クンタップはロープを背にしながらパンチ。津崎は一瞬の踏み込みから左フックでダウンを奪う。立ち上がったクンタップに津崎はワンツーから右カーフ。詰めて左ボディー。クンタップは体勢を入れ替え詰めるが津崎が組み止める。津崎は左ボディー、右フック。津崎は右ミドル、左ジャブ。クンタップは右ロー。津崎は前蹴りで突き放す。
2R、圧をかける津崎が前蹴り、左ミドル。下がる一方のクンタップ。津崎はジャブ、ロー。クンタップがパンチを狙うと津崎は前蹴り。津崎は詰めてパンチもクンタップは組み付いてヒザ。クンタップのミドルをキャッチの津崎。クンタップがこかす。津崎は詰めて左ボディー。クンタップはミドルを返す。クンタップが圧をかけると津崎は前蹴りで距離を取る。しかしクンタップが徐々に圧を強める。津崎は右ロー。クンタップは圧をかけて左ミドル、右ストレート。組んでヒザの打ち合い。 3R、クンタップが圧を強めヒジを狙う。組み付いてヒザのクンタップ。津崎が距離を詰めるとクンタップは左右のミドル。津崎は右ストレート、左フック。蹴り足をキャッチして投げ気味にこかすクンタップ。しかし津崎は左のローとミドルを蹴り分け。クンタップは組み付き、ヒザ。津崎は左ミドル。クンタップがミドルをキャッチしてこかそうとするがこらえる津崎。津崎のワンツーにヒジを狙うクンタップ。終盤、クンタップがパンチで前に出る。
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