野鳥の会オススメの写真を一堂展示 福井県海浜自然センター、12月22日まで
福井県若狭町の県海浜自然センターで秋季企画展「私のお勧め福井の野鳥」が開かれている。獲物を捕らえたり、木の枝に止まって休んだりするカワセミやエナガなどを収めた写真約70点が並ぶ。12月22日まで。 日本野鳥の会福井県の会員13人が出品。小魚をくわえるカワセミや長い脚に鋭く伸びるくちばしが印象的なコアオアシシギ、アオーアオーと鳴く「アオバト」などの写真が展示されている。 荒れた海の水面にいるシノリガモは、まるで波乗りを楽しんでいるよう。雨上がりの道路に2羽でたたずむエナガは水たまりに姿が映る様子が愛くるしい。翼を大きく広げて飛ぶソデグロヅルは迫力たっぷりだ。 胸の鮮やかなオレンジ色が特徴のアトリの群れや、くちばしが平べったく顔が黒いクロツラヘラサギなどを撮影した写真も並ぶ。県海浜自然センターの担当者は「一瞬を捉えた会員さんの力作を紹介コメントとともに楽しんでほしい」と話していた。 入館無料、午前9時~午後5時に開館。毎週月曜は休館。問い合わせは同センター=電話0770(46)1101。