テーマは「食と癒やし」豊洲市場の隣に新商業施設 開業までの“道のり“は…
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豊洲市場の隣に食と癒やしをテーマにした新たな施設がオープンします。 ◇ 記者 「2月1日、ここ豊洲に新たにオープンする商業施設です。昔ながらの街並みにずらっと飲食店がならんでいます」 東京豊洲市場の隣に誕生する場外市場「千客万来」。マグロの解体ショーを毎日開催(市場が休みの日は休止)し、本マグロやズワイカニが食べ放題の店や、新鮮なマグロをパティにしたハンバーガーの店、さらに東京に初進出のウナギ店も出店します。 うなぎ明月川 川部貴良店主 「コロナがあったりとか、そういった中でもここで新たにできたということで。テナントみんなで協力し合ってもり立てていきたい」 楽しめるのは食だけではありません。腹ごしらえの後にほっと一息できるのは、東京湾を一望しながら無料で入れる足湯です。さらに有料で入れる露天風呂や宿泊施設などもあります。 この施設を運営するのは、全国に温泉施設を展開する「万葉倶楽部」です。 万葉倶楽部 高橋眞己副社長 「(豊洲)市場とともにオープンする予定でしたので、約5年は遅れているんじゃないですかね」 実はこの施設は、当初は大手寿司チェーン「すしざんまい」の喜代村が事業者でしたが、都と条件が折り合わなかったことなどから2015年に事業から撤退。その後、現在の「万葉倶楽部」が新たな事業者となりましたが… 東京都 小池知事(2017年6月) 「『築地は守る そして豊洲を生かす』ということを基本方針の1とさせていただきます」 築地にも食の施設を作るという発表に当初の方針と違うと「万葉倶楽部」が反発。着工が先送りになるなど紆余曲折を経て、ようやくオープンにこぎ着けたのです 万葉倶楽部 高橋眞己副社長 「うちと(都の)契約も明日契約解除みたいな状況も確かにありました。今は仲良しです。本道としての場外市場をここで発展させていきたい」 ◇ この施設がライバルともなりうる近くのバーベキュー施設で話を聞いてみると… THE BBQ BEACH in TOYOSU 梅沢望さん 「地域全体が注目されればと思います。より多くのお客さんに来ていただけるっていうのは、やはり地域の活性化になると思うので」 「千客万来」では、年間約260万人の来場者を見込んでいるということです。