今年2羽目! 海遊館で「ミナミイワトビペンギン」の雛が誕生、体重測定を見守るイベントも
大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)で6月22日、「ミナミイワトビペンギン」の雛が誕生。7月6日から、現在開催中の特別イベント『のびのびイワトビ!』にその雛が登場する。 【写真】体重測定の様子 ペンギンのなかでも小型の種で、岩場を飛び跳ねて移動することから名が付いたミナミイワトビペンギン。目の上にある黄色い冠羽がトレードマークで海遊館では人気を誇る一方、個体数は年々減少傾向にある。同水族館では、2024年6月4日にもミナミイワトビペンギンの雛が誕生しており、今回の雛の誕生は今年2羽目となる。 今回誕生した雛は、孵化直後の体重が64.8gで、性別は不明。親鳥が高齢のため、現在は同水槽内で暮らす別のペアが仮親となって子育て中で、時折、雛に口移しで餌を与えるなどの様子を見ることが出来る。 7月1日現在、1羽目が約1.4kg、2羽目が約200gと、2羽とも順調に成長しており、飼育員は毎朝の体重測定や観察で健康状態をチェックしながら、子育てを見守っているという。また現在、特別イベント『のびのびイワトビ!』では1羽目の朝の体重測定の様子を見ることができるが、7月6日からは2羽目も仲間入りする。 イベントは7月20日までの各土曜日の朝9時から20分間の開催。場所はエントランスビル4階「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽。対象は小学生以上(小中学生は保護者の同伴必要)。料金(入館料含む)は大人3800円、子ども(小中学生)2500円。7月13日のみ大人4300円、子ども2750円。申し込みは公式サイトから。