【ハイライト動画あり】上位を追う3位グループは1勝1敗、2強は連勝で差を広げる。SVリーグ 女子第10節
皇后杯による2週間の中断期間を経て再開した「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の女子は、年の瀬に第10節の7カードが開催された。 【ハイライト動画】第10節 GAME2 Astemoリヴァーレ茨城 vs. NECレッドロケッツ川崎(12月29日)
前節同様、大阪マーヴェラスとデンソーエアリービーズの上位2チームが連勝で順調に勝ち星を積み上げたのに対し、追う埼玉上尾メディックス、NECレッドロケッツ川崎、そしてヴィクトリーナ姫路がまたも手痛い1敗を喫した。これにより、上位2チームが後続とのリードを広げる形で新年を迎えることとなった。
首位に立つ大阪MVは、ホームに13位のアランマーレ山形を迎えると、GAME1は立ち上がりから試合を支配的に進め、25-20、25-18、25-15のストレートで快勝。翌日のGAME2も、相手に付け入る隙を見せることなく、セットカウント3-0のストレートで勝利し、ガッチリと首位の座をキープして2024年のスケジュールを終了した。
その大阪MVをゲーム差なしの2位で追走するデンソーは敵地で、今季未だ勝ち星のない群馬グリーンウイングスと対戦。GAME1では、初勝利を目指す群馬が上々の立ち上がりを見せ、第1セット序盤を優勢に進めるも、結局デンソーが終盤の攻防を制してこのセットを先取すると、勢いそのままに続く2セットも連取し、ストレートでホームチームを下した。
翌日のGAME2でも、石倉沙姫とコネオ カルドナ アマンダ ダニエラらの攻撃力で相手を圧倒したデンソーが、最初の2セットを連取すると、群馬も粘り強いバレーで第3セットを奪い一矢報いるも、攻撃力の差は大きく、第4セットはデンソーが25-18で奪取し、敵地での連勝で首位追走態勢を維持した。
ひたちなか市総合運動公園総合体育館で行われたAstemoリヴァーレ茨城と、NEC川崎の上位対決は、2試合続けてフルセットにもつれ込む激闘に。GAME1では、佐藤淑乃とダシルバ ロレイナメアリーズを中心にボールを集めたNEC川崎が最初の2セットを先取し、優位に試合を進める。