大型トラックの駐車スペースを確保!! 大和ハウスが「自走式立体駐車場」で物流課題に対応!!
限られた敷地に駐車スペースを確保する5層5段の立体駐車場
物流課題対応型 自走式立体駐車場は5層5段で、1階部分に大型車11台分の駐車場を備える。2~5階は乗用車140台分の駐車スペースだ。 エレベーターやドライバー用の休憩所は標準機能となるほか、トイレ・シャワー室、EV充電器、太陽光パネル、トラック積み替え用のフォークリフトスペースなどをオプションで用意する(大型車駐車場の後ろに積み替えスペースを確保できる)。延床面積は約6900平方メートルだ。 高速道路のSAのほか、運送事業者、倉庫、製造業(荷主)などで駐車スペース不足の解消を図ったとのことで、休憩施設(シャワー室・トイレ・休憩所)の設置によりトラックドライバーの労働環境改善にも効果が期待できそうだ。 休憩室、シャワー室、洗車場、積み替えスペースなどは様々なレイアウトが可能で、太陽光発電システムを導入することでCO2排出削減、BCP対策など事業者の企業価値の向上にもつながる。 国土交通大臣認定駐車場であれば、防火設備の要件緩和や建築確認申請の迅速化が期待でき、工期短縮やコスト削減が可能。さらに津波や豪雨災害の避難場所としての活躍なども期待できるといい、大型車の駐車スペースを備えた「物流課題対応型 自走式立体駐車場」の活用が広がるかもしれない。