週一ペースで飲み会が催される会社に勤めています。仮に全て参加した場合、年単位の出費はいくらになるでしょうか。
社会人になると、飲み会に誘われる機会も増えることでしょう。飲み会の頻度は職場の雰囲気などによって異なりますが、毎週となると出費もかさみます。 この記事では、社会人を対象に調査した飲み代の平均費用をもとに、仮に毎回参加した場合の年単位の出費額を概算します。想像以上に飲み代にお金を使ってしまっていないか、実態を把握しておきましょう。
飲み会1回あたりの平均費用と1ヶ月にかかる飲み代
Money Campusが公表している、20~50代の社会人男女1000人を対象に実施したアンケート調査によると、1回あたりの飲み代の平均金額は4237円という結果でした。全体の内訳を見ると、「4,000~5,000円未満」が29.8%、「3,000~4,000円未満」が29.7%と多く、ボリュームゾーンは3000~5000円です。 また、「2,000~3,000円未満」が12.3%、「2,000円未満」が3.2%となっており、全体の75%が飲み代の費用を5000円未満に抑えていることがわかります。 世代別では、20代の平均金額は4202円、30代は4222円、40代は4265円、50代は4259円であり、世代による差はほとんどありませんでした。さらに、飲み代の分配については「参加者全員で均等に割り勘」が最も多くなっています。
20代では約2割が毎週飲み会に参加
同アンケート結果によると、1年に参加する飲み会の平均回数は17回でした。参加回数は人によって大きく異なり、全体の36.7%が「年に3回以下程度」と答えている一方で、毎週のように飲みに行く人が16%いることで、全体の平均回数が底上げされています。 飲み会への参加頻度は世代によっても差があり、年齢が若くなるほど1年間の平均回数も増える傾向が見られました。最も多かった20代での年間平均回数は24回で、20代では22.4%の人が毎週何かしらの飲み会に参加しているようです。 20代では職場以外のプライベートな飲み会の機会も多いこと、結婚や子育てをしている人がまだ少なく自由にお金を使いやすいことなどがその理由として考えられます。