「国宝に価する」 藤原定家の直筆「古今和歌集」注釈書の“原本”発見 これまでは写本しか見つかっておらず
平安・鎌倉時代の歌人、藤原定家が書いた古今和歌集の注釈書の自筆原本が見つかったことがわかった。 「国宝に価する」 藤原定家の直筆「古今和歌集」注釈書の“原本”発見 藤原定家の子孫にあたる「冷泉家」などによると今回見つかったのは、和歌の大家で知られる藤原定家が、鎌倉時代前期に書いた古今和歌集の注釈書「顕注密勘」の自筆原本だ。
■これまで発見は写本のみ
この注釈書は、定家による和歌の解釈の書き込みや推敲が書かれたもので、これまでは写本のみが見つかっていて、写本は国の重要文化財に指定されるなど和歌の研究の中でも極めて重要なものとされてきた。
■藤原定家の直筆原本は「国宝に価する」
「冷泉家」が代々受け継いできた和歌の奥義を伝える「古今伝授箱」を調査した際に、定家自筆の原本が初めて見つかり、調査に携わった大学教授などは「国宝に価する」と評価したということだ。 「冷泉家」は今後文化庁に文化財指定に向けた調査を依頼し、修理をしたあとに公開するかどうかを検討するとしている。
関西テレビ
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