「うまくいけば大ヒットだ」W杯予選最下位の中国、“元マンUアタッカー”の代表入り画策報道に韓国メディアは驚き!「積極的な帰化政策で2025年に大復活を遂げる」
「その潜在能力は高く評価されている」
北中米ワールドカップ・アジア最終予選で日本と同じグループCの中国代表は、ここまで2勝4敗。得失点差で最下位(6位)ながら、3位のインドネシアとは勝点6で並んでおり、今予選でのW杯出場を目ざしている。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 来年3月と6月に行なわれる残りの4試合に向けて、急速に進めているのが、帰化選手による戦力増強だ。複数の中国メディアによれば、DRコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥ(雲南玉昆)と、かつて鹿島アントラーズでもプレーしたブラジル出身のMFセルジーニョ(長春亜泰)が有力な候補で、帰化申請の正式な手続きに入ったという。 そんななか、にわかに浮上してきたのが、元マンチェスター・ユナイテッドのアタッカー、タヒト・チョンの帰化を画策する動きだ。 現在、日本代表DF橋岡大樹が所属するルートン(イングランド2部)でプレーし、昨シーズンはプレミアリーグで4ゴールを挙げた25歳は、オランダ出身でオスカルやセルジーニョのように中国でプレーした経験はないものの、同国にルーツを持っている選手だ。 インドネシアのメディア『Okezone』の情報を元に、『捜狐』など複数の中国メディアが、チョンの帰化について報じると、韓国のメディア『スポーツ朝鮮』が反応。「うまくいけば大ヒットだ。中国代表、W杯予選敗退危機でマンUの帰化推進。外国人選手に賭ける」と見出しを打った記事を掲載し、次のように伝えた。 「チョンはマンチェスター・Uのユース出身で、2019年から2022年までユナイテッドのトップチームに所属していた『ビッグネーム』だ。ユナイテッドではレギュラーに定着できず、オールド・トラフォードを去る前の3年間はレンタル移籍をしていたが、オランダのさまざまな年代の代表チームでプレーしており、その潜在能力は高く評価されている」 同メディアは、「チョンは中国系混血としても知られている。2020年にはすでに帰化の噂があった。当時、中国の『捜狐』は『中国系のチョンが帰化すれば、中国代表でプレーできる』と伝えた。チョンが6月に自身のインスタグラムにアップした最新の投稿には、『中国でプレーしてほしい』というコメントが並んでいる」と綴り、こう続けている。 「ワールドカップの参加チーム数は32から48と大幅に増えたが、中国の本大会出場の可能性は高くない。このため、積極的な帰化政策で2025年に大復活を遂げる計画だ」 3月に新たな帰化選手がピッチに立つのか。注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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