中小EC実施企業のEC化率は23%。越境ECを実施しているは5割、過去3年間で大幅増加【ペイパル調査】
越境ECの未計画理由については、トップの回答は「海外の顧客への販売は優先事項ではない」(37.5%)。「人手不足」(22.7%)、「言語の問題」(21.9%)、「物流コストが高い」(19.5%)といった声も多かった。
□ 越境EC相手先 「中国」が31.2%、「台湾」が28.0%、「韓国」が24.8%だった。「シンガポール」(14.0%)、「ベトナム」(12.7%)、「アメリカ合衆国」(11.5%)、「タイ」(10.8%)、「香港」(10.2%)とアジア圏の国と地域が多くを占めた。
年間売上高別では、1億円~5億円未満では「アメリカ合衆国」が18.6%、「マレーシア」が11.6%と他の売上高に比べてやや高い傾向がる。
□ 越境ECにおける売れ筋商品
「菓子・食品」が16.6%と最も高かった。、「家電・PC・携帯・カメラ・周辺機器」「ファッション・アクセサリー(衣料品・時計など)」「おもちゃ・雑貨」「BtoB向け商材」「健康用品(食材、サプリメント、機器など)」といった商材が10%台前半で続いた。