初々しいデビュー姿も! キャサリン皇太子妃のロイヤルファッションをプレイバック
人生とともに変化してきた、英国王室キャサリン皇太子妃のファッション。これまでの特徴的なファッション変遷を、25ansおなじみの“英国王室キャサリン妃研究家”、にしぐち瑞穂さんが徹底解説。初々しいデビューのあの日から家族への献身を第一にしたファミリー期を経て、現在のスタイルに確立するまで。進化し続ける、そのプロセスまでも見事に麗しいスナップの数々をとくと拝見! 【写真】意外!? シャネルを着こなすキャサリン妃
【デビュー期】
明日にでもまねできるスタイルで国民の心をつかんだ、着回しプリンセス! 結婚式後最初の公務でお値段控えめなリースのドレスで登場、庶民感をアピールしたキャサリン妃。そのドレスの色、ヌーディカラーは初期を語るキーカラーとなり靴やバッグなど小物でも多用。またパステルピンクや白などの初々しい色や、プリーツやカットワークなどガーリーな印象を感じさせるディテールも目立ちます。 ただシルエットは意外とボディコン系が多く、丈は膝ギリギリから膝上が中心と結構攻めたもの。新米ロイヤルとしての頑張りの表れと思われ、徐々にフィット&フレア率が高くなっていきました。 ブランドはL.K.ベネットをはじめ英国のハイストリート系が中心。積極的に着回して古いものと新品、高額品とチープなものもミックス。着回しプリンセス登場! を印象づけた時期でもあります。
【ファミリー期】
良妻賢母として頑張るキャサリン妃は、「幸せなママ」像をファッションで発信 公務に少し慣れ、ファッションも頑張りすぎないスタイルにシフトし始めた頃にジョージ王子を妊娠。よりナチュラルでカジュアルになっていく傾向。妊娠中は色のグラデーションを生かしておなかをカバーするなど、いつも着ているものを賢く活用したスタイルに注目が集まりました。 またセラフィンなど愛用したマタニティブランドもよく売れ、妊娠中でも経済効果の高いプリンセスであると証明。自分の幸せは家族、よきママであることが一番であろう彼女らしいのが、一家お揃いで仲のよさを強調したコーディネート。 それも完璧なお揃いではなく、白・赤・紺と国旗色で統一したり、引いて見ると同じカラートーンなどフレキシブル。家族が増えるごとに素敵なファミリー・コーデで幸福感をお裾分けしてくれます。