ジェノアでデビューが待たれる元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(C)Getty images

【欧州・海外サッカー ニュース】ジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督が、日本時間11月1日2：30に予定されているセリエA第10節ジェノア対フィオレンティーナ戦の前日会見に出席し、意気込みを語ったほか、新加入のFWマリオ・バロテッリに言及した。 【動画】かつて”悪童”と呼ばれた野性味溢れるストライカー！！

負傷者が相次ぎ、前節を終えて6ポイント獲得で18位と降格圏に沈むジェノア。日本時間11月1日のセリエA第10節では、前節でローマに5-1と圧勝した好調フィオレンティーナをホームに迎える。指揮官のアルベルト・ジラルディーノが記者会見の席で意欲を示した。 「フィオレンティーナに対するリスペクトがある。非常に強いチームで、1対1に強い選手たちがいる。われわれは、決意と闘争心、細部への注意を通じて、どんな相手でも困難に陥れることができるという自覚をもって臨みたい。何かものすごいことを成し遂げられるよう、ベテラン選手たちが若手を引っ張って欲しい」 FW陣が厳しい台所事情にあるジェノアは先日、34歳の元イタリア代表FWのマリオ・バロテッリをフリーで獲得。フィオレンティーナ戦での新天地デビューが期待されていた。だがジェノア指揮官は、バロテッリの招集を、5日に予定されているGK鈴木彩艶が所属するパルマとの対戦へ先送りすることを明かした。 「彼は、最高に素晴らしいモチベーションでここへやって来た。彼とはかなり話をしたが、現在の計画では、フィジカルテストやチームとの取り組みなどで1週間を要する。明日は招集外となり、私が検討するのは、1週間後のパルマとの試合になるだろう」 「日ごとに検討をしていくが、彼は、全てにおいて、全てに対して、守ってやらなければならない青年だ。過去の会見でも話したように、彼がどんな貢献をしてくれるのかを分かっている一方で、彼ひとりで問題を解決することはできない。これまで通り、最優先するべきはチームだ」 2021年夏にモンツァを退団して以降、トルコやスイスでプレーしていたバロテッリ。『DAZN（ダゾーン）イタリア』の独占インタビューにおいては、精神面での変化を強調し、ブレーシャに所属した2019-20シーズン以来となる4年ぶりのセリエA復帰を熱望していた。 バロテッリは、ジェノアとの契約サインの際、『Sky Sport』など複数のイタリアメディアの囲み取材に応じ、「やる気満々だ。正直、話をするよりも、プレーを始めたい。内なる炎があるかどうか？　それは見ていて欲しい。全身全霊を尽くすつもりなので、うまくいくことを願っている」などと新天地での意欲を語っている。 試合情報 ジェノア vs フィオレンティーナ 試合時間：2024年11月1日（金）日本時間2:30 会場：スタディオ・ルイジ・フェッラーリス パルマ vs ジェノア 試合時間：2024年11月5日（火）日本時間2:30 会場：スタディオ・エンニオ・タルディーニ