京本大我&宮近海斗、“京本会”ドラマ共演に驚き「どこかで夢でもあった」【合同インタビュー】
6人組グループ・SixTONESの京本大我が主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「火ドラ★イレブン」枠『お迎え渋谷くん』(毎週火曜 後11:00)が4月2日からスタートする。今作ではジュニア時代から切磋琢磨していたTravis Japanの宮近海斗が“恋のライバル”役で起用。普段はプライベートでも仲良しの2人が合同インタビューに参加した。 【写真】愛花先生(田辺桃子)の元カレ・たっちゃん(宮近海斗) 今作は、蜜野まこと氏による同名漫画を実写化。恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海(京本)が、年の離れた妹のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花(田辺桃子)に出会い、不器用ながらも恋を育んでいくピュア度100%の“うぶキュン”ラブコメディー。宮近は愛花の元カレで体育の先生・大崎達也を演じる。 お互いを「きょもさん」「ちゃか」と呼び合い、“京本会”として、Travis Japanの七五三掛龍也や松倉海斗も含め、よくご飯に行く仲だという2人。実は映像作品では3度目の共演にしてついに“恋のライバル”を演じることに…。共演を前にドラマの魅力や周囲の反響について語ってくれた。
■「Xをしすぎてますね(笑)」京本のボケに宮近が冷静ツッコミ 早くもコンビネーション抜群
宮近:京本くんと久々の共演と聞いて、すごくうれしかったです。自分もお芝居のお仕事自体が久しぶりなので、そういう部分でもうれしかった。でも、何よりきょもさんがいるので新しいところに飛び込むプレッシャーが半減といいますか、安心できる人がいる。『お仕事でも共演したいね』みたいな話はしていたので、かなってうれしかったです。 京本:僕からちゃか(宮近)を薦めていたわけではなく、たまたまキャスティングされたのが、ちゃかだった。役にぴったりだから選ばれたんだなと思うと、そういう作品での出会い方はうれしかったです。作品がベースにあって、たまたまキャスティングされた同士が仲良かった、というのがすてき。普段はハリウッド作品に出られているので、まさか僕の主演ドラマに出てもらえるとは…。 宮近:全然出演してないですよ。なんかフィルターかかってます?(笑) 京本:(普段、Travis Japanとして)海外に行っているって別にハリウッド作品に出ているわけじゃないですか? 宮近:ではないですね(笑)。パフォーマンスだったりレコーディングとかなんですけど…。 京本:それもかっこいいですね! 宮近:…それもなんか確かに角が立ちますね(笑) 京本:それこそ留学中もいろいろ電話したりしていた関係性だったので、今こうして日本のドラマで一緒にお仕事できることは楽しみですし、まだ(取材時、宮近は)クランクインしてないので、僕はもう現場をブンブンあっためているんで、そこに来てもらえればいいかな。 ――大崎達也は宮近さんにぴったりとのことですが、どういったところが“ぴったり”だと感じますか。 京本:原作の漫画を読んでいても、キャラクターのビジュアルがイメージしやすく、それもすごくちゃかに近しい。短髪さわやか青年みたいな感じがすごくちゃからしい。笑顔もすてきだし人懐っこさもあるのかな。職場にすぐなじめたりとか、元カレ・元カノの関係って気まずかったりするけど、相手にそう感じさせない。昔通りの関係にすぐ空気を持っていって、相手を話しやすくさせたりする。宮近もやっぱり普段から気さくだから、通ずるとこあるかな。 宮近:いや、うれしいですよね。 京本:あ、日本語なんですね(笑)。英語で喋るのかと。 宮近:ちょっとXをしすぎてますね(笑)。でも僕も自分にあるものでキャラクターを演じることができるんじゃないかなって楽しみもありますし、大海くんは後からいろいろな部分が出てきてすごく愛おしい存在になるんですけど、僕は最初からわりとハキハキしていてしっかりした部分のあるキャラ。それぞれに魅力が違うので、その対比も面白いんじゃないかなと思います。 ――宮近さんから見て京本さんと渋谷くんが重なる部分はありますか。 宮近:お客さんの前に立っている京本くんや、お仕事している京本くんを見ると、すごくかっこいい部分もあれば、不思議な部分も感じたりするじゃないですか。そこは渋谷くんが俳優としてそのカメラマンに立つと、なんでもできるけど、その根はまた違うという部分にすごく重なるのかなって思います。ちょっとミステリアスな部分もあったり、(京本の)Xを見てもらえばわかるんですけど、よくわかんない部分というか(笑)言葉にできない部分もある。いろんな魅力を持っているってキャラクターは、きょもさんにマッチしているなって思いますね。 京本:演じて数日経ちましたが、いろんな面を出さなきゃいけない役どころ。ロボットなわけじゃないから、ずっと無でいるというわけじゃない。いろんなこと、優しいことも考えたりしているけど、優しく伝わらなかったり、人との接し方が不器用な部分がベースにある。ただ、4歳の妹と話す時は、ちょっと心を開いたしゃべり方。フラットな中に、ちょっとぬくもり、あったかさがあるしゃべり方になる。俳優をやる時はガラッと2枚目っぽいセリフを言ったり。今はまだ数シーンしか撮っていないけど、全部違うキャラを演じているのかなと思うぐらい、シーンごとに声色や抑揚、その温度感も違うんです。ひたすら勉強になっています。本当に監督が的確に導いてくださる。飲みにいきたくなるくらい相談もしやすいし、監督の中になかったものをたまたま僕が提示できた時とか、受け入れてくれることもたくさんあるので、ディスカッションしやすい。役を作ってくのが最初は苦戦しましたけど、今はその難しさも楽しく感じている。『これを求められるのか。できるようにしなきゃ』と、ネガティブじゃなく、なんか頑張ろうという方に今すごい気持ちを持っていけているので、 楽しいです。 ■もし本当に恋のライバルになったら…相手に“勝てる部分”は作詞作曲と振り付け!? ――仲の良い2人だからこそ、もしも2人が実際の恋のライバルになったら、ここは勝てるぞっていうところと、ここはちょっと厳しいなっていうところを、それぞれ教えてください。 京本:やっぱりかわいらしさは負けない。甘えることに全力で生きてきているんで、甘えてほしいっていうタイプの女性だったら間違いなく勝てる。負けるのは運転。ドライブデートとかそういうのまったくしてあげられない、助手席担当なので…。運転できますもんね? 宮近:僕もペーパーですけどね(笑) 京本:あとなんだろうな~ちゃかに負けるところ…負ける気しねえな。 宮近:それでいいんじゃないですか。それはそれでまあまあまあ…言わせとけばいいんですけど(笑)。勝てる部分でいうと、きょもさんは、かっこいいですし美しいじゃないですか。だから、(京本に)触れたことない人っていろいろイメージを勝手に抱きやすい。でも意外と普通の人ですし、 なんなら不思議なというか、変わっている人ぐらいな感じもある。そのギャップで理想が崩れてしまう人もいるんじゃないか。逆に、僕はあんまり変わらないというか、人から見られる自分とそんなにキャラクターが変わらない。負けてしまう部分は、それこそ曲を作ることができるし、楽器も弾けるじゃないですか。僕は楽器とか作詞作曲もできないんですけど、きょもさんは、恋人ができたら作詞作曲して、ラブソングを書くと思うので…。 京本:それは俺の負ける要素だろ!(笑)。でも昔、ちゃかが京本会の2次会でうちに来て、夜中に飲みながら作ってくれた曲がすばらしくよかったんです。カッコいい系の曲で。いまだにそれみんなで数年に1回聞き返して『名作だね』って言っているので、俺、彼も才能あるなと思ってます。 宮近:それは、きょもさんたちだけが言っていて、僕はもう絶対に閉じ込めておきたい。 京本:この2人が組めば(KinKi Kidsの)「愛のかたまり」を超えられるんじゃないかな。 宮近:いつかは組んでみたいですよね(笑) ――宮近さんは振り付けもできますもんね。 宮近:そう、それは僕が京本くんに勝てる部分ですね。恋人ができたら振り付けすることもできるし…。 京本:恋人の振り付けね。振り付けはできないな。 宮近:でも(京本は)ロボットダンスができるんです。舞台を観に行った時に、フリーダンスでちょっと引くぐらいのロボットダンスを踊っていたので…そこは負けますね。