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私たちは、自分の身体を【自分自身】だと考えていますが、誰の中にも「見えない世界」があり、「内なる存在」がいると心理学では考えます。「魂」と言い換えたほうが、なじみがあり、理解しやすいかもしれません。 【データ】更年期の始まりのサインと気づいた年齢は？ 時間の経過にあわせて、人間の肉体は衰えていくのが自然の摂理です。今は生きているけれどいつかは死んでいくのだろう…と、考えながら私たちは日々を過ごしています。 しかし、心の中には「見えない世界」が存在していて、それはあなたの身体にも宿っています。 本当の自分は何者なのか、またどんな目的で生まれてきたのかを理解するためには、物質世界と精神世界の両方とも理解することが大切です。 「魂」と呼ばれる「内なる存在」が私たちの中には在ることを忘れてはいけません。

自分の感情との向き合い方次第で、良縁も悪縁も引き寄せる？

今、身の回りに起きている全てのことは、あなた自身が引き寄せていることでもあります。 自分の存在の素晴らしさを知りましょう。 自分の素晴らしさを知らなければ、自分自身にとって大切なご縁と物事に出会うことができません。 自分自身のありのままを受け入れ、「私は私自身であり、他者もその人自身であること」を忘れないようにしましょう。 たとえ、他者があなた自身を受け入れようとしなくても、あなたはその人を「そのままでいい」と受け止めることができれば、それはあなたが「ありのままの自分」を受け入れるということを理解したといえるでしょう。 自由とは、自分自身をありのままに受け入れることで得られるものなのです。

ネガティブな気持ちに支配されてしまったら…

似たものは引き寄せられます。「類は友を呼ぶ」というのがそれですね。全ての物事は、自分自身が引き寄せていると言っても過言ではありません。 人間関係や物事で悪いことが起きたときに、あなたは「こんなことってあり得ない！」と思うかも知れません。 しかし【実現したいこと】を常に念頭に置いておけば、必ずそちらへ引き寄せられていくのが人生なのです。 自分自身が別の考えに捉われてしまったために、図らずもイヤな出来事が起きてしまうのです。 【実現したいこと】に意識を向けて、普段から生活していれば、不思議なことにだんだんと物事が望む方向へ好転していきます。 ただし物事を実現するためには、念頭に置くだけではダメ。時間と沢山の経験とまわり道が必要なことだけは、忘れないでくださいね！ あなたがこの世界に生まれてきたのは、自分自身で人生をつくっていくためです。 過去も現在も未来も、全ては「今」なのです。

自分のなかの本当の感情と向き合ってみて

どうすれば、ありのままの自分を受け入れて「内なる存在」を表現することができるでしょうか？ 人がそれぞれ自分の考えを持っているのと同じように、あなたの中の「内なる存在」も同じように「意見」を持っています。あなた自身の「感情」がそれです。 感情を通して、あなたは自分の中の「内なる存在」とコミュニケーションをとるようにしてください。感情と向き合っていくうちに、だんだんとその二つを一緒に理解できるようになるでしょう。 つづきの【後編】では、イヤなことが起きて気分が落ち込んでしまったときはどうすればいい？　自分らしく生きていくための「内なる存在」との付き合い方とは？……についてお伺いします。