ウェストハムが指揮官ロペテギを解任…リーグ戦20試合終えて降格圏と勝ち点7差の14位に沈む
ウェストハム・ユナイテッドは、フレン・ロペテギ監督の解任を発表した。 昨シーズンまでウェストハムを指揮したデイヴィッド・モイーズ監督の後任として新たに就任したロペテギ監督。レアル・マドリーやスペイン代表を指揮し、ウォルヴァーハンプトンでプレミアリーグを経験した同指揮官の下で、ヨーロッパ・カンファレンスリーグを制した前任者を上回ることが期待されていた。 しかし、ウェストハムは予想に反して開幕から低迷。プレミアリーグ20試合を終えて降格圏と勝ち点7差の14位に沈む。さらに、昨年末にリヴァプールにホームで0-5で敗れ、さらに2025年初戦ではマンチェスター・シティに一時4点差を付けられて1-4で完敗を喫するなど、チームは浮上のきっかけをつかめないでいる。 これを受け、先日からウェストハム首脳陣がロペテギ監督の解任を検討していることが判明。すでに後任の選定を進めていることも分かっており、指揮官交代は時間の問題であると予想されていた。 そして8日、ウェストハムはロペテギ監督の解任を発表。声明の中で「2024-25シーズン前半はクラブの期待に沿うものではなく、クラブはアクションを起こすことを決めた」と伝えた。これにより、同指揮官はわずか半年余りでクラブを去ることになった。 なお、ロペテギ監督の後任は現段階で決まってはいないものの、ウェストハムはグレアム・ポッター監督との交渉を進めていることが判明。イギリス『BBC』などによると、ブライトンで三笘薫を指導し、その後チェルシーを率いた同指揮官が2027年夏までの2年半契約を結ぶことで合意したようだ。