踏切の故障で列車が急停車 原因は踏切の制御回路の不具合 乗客にけが人なし 該当の踏切に係員を配置し安全確認を行いながら運行 島根県・一畑電車
10月4日朝、島根県出雲市常松町で一畑電車の踏切が故障し、列車が急停車しました。これによるけが人はありません。 一畑電車によりますと、4日午前7時30分ごろ、出雲市常松町を走行していた列車の運転士が、踏切が動作していることを示す灯りが消えていることを確認しました。運転士は踏切の200m前で警笛を鳴らしながらブレーキをかけましたが、列車は踏切を50m過ぎたところで停車したということです。 動作しなかった踏切は、高浜駅-遥堪駅の間にある「常松7踏切」で、列車通過時に車や歩行者はなく、列車の乗客25人にもけがはありませんでした。 原因は踏切の制御回路の不具合で、一畑電車では踏切に係員を配置し、周囲の安全確認を行いながら運行したため、ダイヤに影響はありませんでした。「常松7踏切」は不具合の発覚から7時間後に周辺の踏切と連動する形から単独で制御する回路に変更し、4日午後4時現在、正常に作動しているということです。 一畑電車では「設備に不具合が出てしまったのは重大な事象と認識しています。同じ事例が生じないよう設備保全に努めます」とコメントしています。
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