『奇跡の9連休』年末年始の北陸新幹線利用者が過去最多に 能登半島地震の去年と比べ乗車率は140%
富山テレビ放送
「奇跡の9連休」と呼ばれた年末年始、北陸新幹線の利用者が過去最多となりました。 JR西日本によりますと、先月27日からきのうまでの10日間に北陸新幹線を利用した人は、上越妙高~糸魚川間で39万5000人と能登半島地震の発生により正月の利用が落ち込んだ前の年と比べて140%の乗車率となりました。 利用者数を1日あたりに換算すると3万9500人で、年末年始としては開業の2015年度以来、最も多くなりました。 また、東京方面へ向かう上り列車は、年末年始をふるさとで過ごした人のUターンラッシュがピークとなった4日に2万9000人が利用し、1日あたりの利用者数としてこちらも過去最も多くなりました。 JRは、去年3月の敦賀延伸後、初めての年末年始で金沢から西の利用者が増えたほか、「奇跡の9連休」と呼ばれ、最大9連休となる曜日配列や悪天候による運休などがなく好条件が重なったことが利用者増加の要因とみています。
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