須江監督、九回同点劇に「仙台育英の中飛はなぜドラマが起きるのか」
第95回記念選抜高校野球大会は第10日の29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、夏春連覇を目指した仙台育英(宮城)は報徳学園(兵庫)に延長十回タイブレークの末、4―5で敗れた。仙台育英の須江航監督は九回に相手の失策絡みで一時同点に追いついた場面について「仙台育英のセンターフライはなぜ、ドラマが起きるんでしょうかね。球場ががっと味方について、言葉では表現しがたい不思議なことが起きた。声出し応援がなかったら、この空気感にはならなかったでしょうね。いろんな思いがあって、いろんなことが起きる」と振り返った。 【報徳学園vs仙台育英の熱戦を写真で】 須江監督の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇スリーバントスクイズの度胸なかった タイブレークの表の攻撃は何が何でも2点を取らないといけない。でも、(1点リードの延長十回1死一、三塁で)田中にスリーバントスクイズさせる度胸がなかった。田中の打力を考えたら、バントだった。 (九回、中飛が相手の失策を招いたことなどで、2点を奪って同点)仙台育英のセンターフライはなぜ、ドラマが起きるんでしょうかね。球場ががっと味方について、言葉では表現しがたい不思議なことがおきた。声出し応援が、なかったらこの空気感にはならなかったでしょうね。いろんな思いがあって、いろんなことが起きる。