沖縄本島北部で線状降水帯 土砂崩れで民家や道路に被害 10日まで激しい雨続く見込み
沖縄気象台は9日、沖縄本島北部で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていると発表した。9日午前9時45分には、本島北部に大雨警報と洪水警報を、本島中南部に洪水警報を発表。本島北部では、9日夜遅くまで土砂災害に、9日夕方まで低い土地の浸水と河川の増水に警戒するよう呼び掛けている。 9日午前10時現在、国頭村、大宜味村、東村に避難指示が出ている。東村慶佐次の国道331号で土砂崩れがあり、崩れた土砂が道路をふさいでいるのが確認された。消防によると夜から早朝の大雨で東村、大宜味村、国頭村では土砂崩れ4件、床上・床下浸水10件、車両閉じ込め6件発生。いずれも人的被害はないという。 本島中南部と本島北部では、10日にかけて非常に激しい雨や激しい雨の降る場所がある見込み。9日に予想される1時間降水量は本島中南部、本島北部ともに50ミリ。
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