「光成は普通に投げれば抑えられる」西武・西口監督、今季未勝利の高橋光成に全幅の信頼
西武の西口文也監督(52)が、今季プロ10年目で初めて未勝利に終わった高橋光成投手の来季の復活に期待を寄せた。最下位からの巻き返しを期するチームにとって、右腕の復調は欠かせない。自身の現役時代の背番号「13」の後継者に対して「今季勝てなかったことを引きずる必要はない。普通に投げてくれさえすれば抑えられる」と確信を持ちマウンドを託す。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 高橋は今季15試合で0勝11敗、防御率3・87と不振を極めた。7回を2失点と力投しながらも最終的にサヨナラ負けしたり、打線の援護に恵まれないこともあった。一方で5回を持たずに降板したのが3試合もあった。 西口監督は「後ろの投手に任せて逆転された試合があったが、ここを抑えておけばというところで打たれた試合も多く、ちょっとした甘さが出て勝てなかった。そこのところを反省してほしい」と注文もつける。一方で昨季まで3年連続で2桁勝利の実績は揺るぎないものでもある。指揮官は「今のところ不安はない」と全幅の信頼を置き、新たなシーズンの躍進の旗手として期待している。