光る「VW」エンブレムがソソる 8.5世代に進化した新型フォルクスワーゲン・ゴルフが受注開始
納車は2025年1月開始予定
2024年9月13日、8代目となる現行フォルクスワーゲン・ゴルフのマイナーチェンジの日本での受注が開始された。いわゆる8.5世代目と呼ばれるモデルで、7月3日に行われたプレス向け発表会での予告どおりであれば、2025年1月からのデリバリー開始となる見込みだ。 【写真33枚】8.5世代と呼ばれるマイナーチェンジ・モデルの受注が開始されたフォルクスワーゲン・ゴルフの詳細画像をチェック ◆内外装をリフレッシュ ともに新型となったハッチバックのゴルフとステーションワゴンのゴルフ・ヴァリアントは、内外装のリフレッシュ。エクステリアでは、日本初採用となるイルミネーション付き「VW」エンブレムをフロントに装着。精悍で先進的な顔立ちを強調している。前後バンパーのデザインも刷新されている。 ◆センター・ディスプレイを拡大 外観よりも内装の変わりっぷりが印象的で、インパネ中央の大型タッチディスプレイを12.9インチに拡大。インフォテインメント・システムも最新の「MIB4」へとアップデートされ、演算処理の向上による地図スクロールなどのレスポンスが大幅に向上した。 ◆1.0リッターを廃止 パワートレインは、1.0リッター3気筒ガソリン・ターボがなくなり、GTI以外のガソリン・モデルはすべて48Vマイルド・ハイブリッド付きの1.5リッター直4ターボになった。ただし、グレードにより出力とトルクが異なり、これまで1.0リッターを搭載していた「アクティブ」グレードは116ps/220Nm仕様、1.5ロッタ―を継続する「スタイル」と「Rライン」は150ps/250Nm仕様となる。 上記の3グレードには、デュアル・アドブルー噴射機構のツイン・ドージング・システムを備える2.0リッター直4ディーゼル・ターボのTDIも用意される。また、スポーツ・モデルのGTIには、最高出力265psの2.0リッター直4ガソリン・ターボが搭載される。 ◆グレード展開はこれまで通り グレード展開は、同一車線内全車速運転支援システムの「トラベルアシスト」やレーンキープアシスト、レーンチェンジアシストなどの先進安全装備が標準化されたエントリー・グレードの「アクティブ・ベーシック」から、専用エクステリアやシート、18インチ・アルミホイールによるスポーティな仕立ての「Rライン」まで、ハッチバックとヴァリアントともに各8グレードという、これまで同様、幅広いグレード展開を持つ。 さらにハッチバックには、伝統のスポーツグレードであるGTIも用意。ただし、現地点では、欧州で発表済みとなっている8.5世代のゴルフRについてはアナウンスされていない。 価格は、ゴルフが349万9000円~549万8000円、ゴルフ・ヴァリアントが363万9000円~485万6000円となっている。今のところ価格は暫定だが、変更されてもこの価格を上回る設定にはならないという。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部