ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
4月24日、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦しているカワサキ・レーシング・チームがプレスリリースを発行して、BIMOTA(ビモータ)とカワサキで2025年からWorldSBKを戦うことを発表した。 【写真】2024SBK:アレックス・ロウズとアクセル・バッサーニ(Kawasaki Racing Team WorldSBK) イタリアメーカーのビモータは、2019年からカワサキが出資して、ビモータとの合弁会社を設立。カワサキも製造販売をしている状態だ。そんななか、カワサキとビモータが組み2025年からWorldSBKに復帰する予定であることを明かした。 ビモータとしては過去にWorldSBKに参戦していた経験があり、優勝も獲得しているが現在は撤退している。2025年シーズンからの復帰では、シャシーがビモータ、エンジンがNinja ZX-10RRのものを使うことになり、カワサキの取り組みをビモータレーシングプログラムに移管することになる。 チームスタッフの多くも残ることになり、『Bimota by Kawasaki Racing Team』のチーム名でエントリー。しかし、ライムグリーンのカワサキNinja ZX-10RRでのWorldSBK活動は2024年限りとなりそうだ。 [オートスポーツweb 2024年04月25日]