【競輪】佐々木真也がデビュー5年目でG3初制覇
「みちのく記念 善知鳥杯争奪戦・G3」(29日、青森) 単騎の競走を選択した佐々木真也(30)=神奈川・117期・S1=が最終2角7番手からまくってデビュー5年目でうれしいG3初優勝を飾り、優勝賞金522万円(副賞含む)を手にした。2着には森田優弥(埼玉)。3着は地元支部の守沢太志(秋田)が入った。 佐々木がデビュー5年目で待望のG3初優勝を飾った。決勝は南関地区は1人で単騎での競走。初手は森田-宿口陽一の埼玉コンビの後ろから。赤板から別線が北日本勢を分断しようと競り合いになり最後方となったが、最終ホームから少しずつピッチを上げていくと、最終2角7番手から踏み上げてひとまくり。後続に6車身差をつけての勝利となった。「自分が勝っちゃっていいのかな…という感じ」と控えめながらも笑顔を見せた。 「父であり師匠(佐々木龍也)から勝負の難しさや厳しさを言われてきて、そのおかげで優勝できた。ご飯でも連れていって親孝行したい」と感謝の気持ちでいっぱいだ。今後もG3制覇が期待されるが、「自分はまだまだそういう選手じゃない。一走一走、精いっぱい頑張っていきたい」と意気込んだ。