松菱で初売り 特選福袋に行列 津
【津】今年創業70周年を迎える津市東丸之内の松菱百貨店で2日、初売りがあった。地域とコラボした体験型福袋をはじめ全館で7千袋を準備。開店前に全館で約800人(同店発表)が並んだ。 午前10時の開店時間を15分早めた。午前5時20分から並んだ津市一志町の会社員、喜田川尚志さん(65)が2年連続先頭で、限定1組の鳥羽水族館イロワケイルカ飼育体験や女子バレーボールヴィアティン三重のユニホーム付きチケットを手に入れ「バレーボールが好きなので買えて良かった」と話した。 各フロアは婦人服や子ども服、菓子や食品など目当ての福袋を選ぶ人らでにぎわった。 毎年初売りに来るという津市半田の味八木ゆかさん(64)は「昔は洋服の福袋で、今は友人と行くゴルフ場チケット(の福袋)を買っている。健康な一年にしたい」と話した。 川合正営業本部長(63)は「小売りを通じ文化を発信し地域の役に立ちたい」と話した。