井上尚弥、24日にタイトル戦延期「影響ない」…挑戦者負傷の左目を狙うのは「当たり前」
ボクシングの世界4団体スーパーバンタム級タイトル戦(24日・東京有明アリーナ)に臨む統一王者の井上尚弥(大橋)が8日、横浜市内で代表取材に応じた。 【写真特集】最強・井上尚弥…モンスター伝説をたどる
試合は昨年12月24日に行われる予定だったが、挑戦者の国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)同級1位のサム・グッドマン(豪)が練習で左目付近をカットし、延期になった経緯がある。井上尚は当時の心境について、「(気持ちを)切らさず、頑張るだけだなと。そんな気持ちだった」と明かし、調整には「影響はない」とした。負傷した左目を狙うか、という問いには「当たり前じゃないですか。プロの世界は甘いものじゃない。そこも一つ勝利のカギになってくる」と語った。