大谷翔平、史上初「50-50」達成 敵地熱狂カーテンコール巻き起こる 2本塁打含む自己初の5安打&7打点2盗塁 球団最多本塁打と日本選手最多打点 記録づくめの固め打ち
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、7点リードの七回にこの日2本塁打目となる50号2ランを放ち、51盗塁と合わせ、史上初の「50―50」を達成した。球団の本塁打記録を更新。自己最多の1試合5安打で7打点をたたき出して117打点とし、松井秀喜の持つ116打点の日本選手記録を更新。記録づくめの5打席だった。 【動画】大谷50号メモリアル弾は左翼席へ 雄たけび絶叫でベースランニング 出迎えたナインとハイタッチ&抱き合い歓喜爆発 勝てば自身7年目で初めてプレーオフ進出が決まる一戦で大谷が爆発した。初回の打席では右中間二塁打から50盗塁目となる三盗成功、二回には右前適時打の後に二盗成功。三回には左中間へ2点適時打。六回に49号2ランを右翼席2階にたたき込むと、極めつけは七回に逆方向の左中間へ50号2ラン。怒とうの5打席連続安打に敵地は熱狂。ベンチに戻ると敵地ファンのカーテンコールに手を挙げてこたえた。 個人タイトルはナ・リーグ本塁打部門で2位オズナ(ブレーブス)に12差、打点部門では117打点で2位アダメス(ブルワーズ)に8差をつけて2冠を維持。日本選手記録では01年にイチローがマークした56盗塁にあと5に迫った。