沖縄尚学が2年ぶり優勝 高校野球秋季九州大会
高校野球の秋季九州大会は4日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があり、沖縄尚学(沖縄1位)がエナジックスポーツ(沖縄2位)に6―2で勝ち、2年ぶり4度目の優勝を決めた。エナジックスポーツは創部3年目での初優勝はならなかった。 【写真で見る】沖縄尚学が2年ぶりに決勝進出 沖縄尚学は20日に東京・神宮球場で開幕する明治神宮大会に出場し、21日の初戦で北信越地区代表の敦賀気比(福井)と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。九州地区の一般選考枠は4。【藤田健志】 ◇沖縄尚学・比嘉公也監督 苦しい試合展開もある中で、1試合ずつ粘り強く戦った結果が、優勝につながった。(エナジックスポーツは)県内で何試合もやっている相手。バッテリー中心に粘りきった。2番手の田場(典斗)がロングリリーフをしてくれた結果です。 新チーム発足以来、バッテリー中心のチーム作りを掲げてきた。ミスが目立つ試合も多かったが、九州大会ではミスはありながらも、簡単にホームベースを踏ませない野球ができつつあった。(明治神宮大会に)2年前に出たときは九回サヨナラ負けという悔しい負け方をした。初戦を勝ちきることに集中したい。