きょう対戦、大分が軽めの調整 リズムに乗って勝利へ /大分
<センバツ甲子園> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)出場の大分は27日、松山聖陵(愛媛)と激突する。選手たちは26日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海野球場でノックを受けたり、打撃練習をしたりして軽めの調整。「動きのテンポをあげるため」(広瀬茂部長)、8ビートを刻んで汗をかく運動も繰り返しており、リズムに乗って勝利を目指す。試合開始は午前11時半予定。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 大分は、練習場所と時間が決まっている甲子園で狭い場所でもすぐに運動できるよう、幅十数センチの細長いゴム製の板を使った練習を導入している。選手たちは、この日も8ビートの音楽に合わせ、真ん中の板を踏まないよう、ジャンプして足をクロスさせたり、肩を回したりするなどしながら前進。テンポよい動きで汗を流した。8ビートの練習は「打撃や守備のタイミングを取りやすくなる」(安藤陽斗選手=3年)効果があるという。 足立駿主将(3年)は「チームは良い雰囲気。打線はつないで、守備は良いリズムで勝利を目指す」。エースの長尾凌我投手(同)は「最高の状態で投げられそう。打たせて取る自分の投球をする」と気合を入れていた。【田畠広景】