今年1月、都城市の住宅で、寝ていた女子高校生の背中を刺し、強盗殺人未遂などの罪に問われている男に、宮崎地裁は、懲役14年の実刑判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、都城市の無職 宮城功被告(27)です。 判決文などによりますと、宮城被告は今年1月、都城市の住宅に侵入し、制服や下着など20点を盗み、寝ていた当時16歳の女子高校生の背中を刺すなどした、強盗殺人未遂と住居侵入の罪に問われていました。 この裁判で、弁護側は、犯行時、宮城被告が泥酔していた結果と主張していましたが、宮崎地裁の船戸宏之裁判長は、「強い殺意に基づく非常に危険な犯行だ。飲酒の影響は限定的で判断能力はあった」として、懲役14年の実刑判決を言い渡しました。 弁護側は、「控訴するかどうかは本人と話して判断する」としています。