韓国・ソウル近郊のビルで火災 300人が救助・避難も重傷者なし
【城南聯合ニュース】3日午後4時半すぎ、韓国のソウル近郊、城南市盆唐区内の8階建て複合商業ビルで火災があり、約300人が救助されたり、自力で避難したりした。 1階にあった飲食店の厨房から火が出て、排気ダクトを通じて燃え広がったとみられている。 消防当局は消防車両など84台と268人を投じて消火に当たり、午後6時ごろ鎮火した。 同当局は建物内に取り残された人がいないか、4回にわたり捜索を行った。 消防によると、約240人を救助し、約70人は自力で避難したという。 約130人が負傷したものの、全員が煙を吸い込んだなどの軽傷で、重傷者はいなかった。 建物は地上8階、地下5階、延べ床面積約2万5000平方メートルで、2005年7月に使用承認された。飲食店や小売店、プールなどがあり、利用者が多い施設という。 消防当局は詳しい火災の原因を調査する方針だ。
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