【準硬式関東大会注目選手一覧】日の丸を背負った野球エリートや甲子園球児、医学との文武両道選手など、多士済々!<田中裕毅の”準硬ドットコム”第10回>
準硬式のシーズン幕開けを告げる関東大会が3月11日に始まる。今回は関東地区大学準硬式野球連盟の協力のもと、注目選手たちを一挙に紹介したい。 【一覧】準硬式関東大会注目選手
元U-15経験者、甲子園経験者、6年生などが登場!
まずは左上から順にみていきたい。 シード校の立教大は現チームの副主将である陶山泰誠が攻守で牽引。春のベストナインを受賞したことのある実力者で、チームメイトはもちろん、学生委員をはじめとした関係者も注目する。 大会連覇を目指すシード校・帝京大は、秋のリーグベストナインだった坂本 拓海が注目。4番としてバットでチームに貢献できるかがポイントになってくる。
その他だと、甲子園大会を経験した国士舘大・下平秀也や東都1部昇格の立役者であり、秋は2部で投手三冠を獲得した柴崎創。さらに石橋時代に石田隼都(現巨人)から長打を放つなど、打撃センスが光った埼玉大・齋藤陽平といった選手たちも見逃せない。
その下、中央大と早稲田大がシード校となっているブロック。中央大は元U-15経験者で、山梨学院を経て、現在は中央大の主将である功刀史也。早稲田大は秋のリーグベストナイン獲得の市川諒汰郎の活躍が期待される。 神奈川大学準硬式野球リーグを牽引し、中央大との対戦する可能性がある関東学院大は、印部颯汰が鍵を握る。キャプテンとして大黒柱を担い、チームにとって欠かせない存在。関東大会での活躍も期待される。 また静岡時代には主将として甲子園を経験。國學院大では副主将として、広角に打ち分ける打撃技術が光る金子裕人。そして筑波大医学群の駒修吾は、実習やテストなど勉学で忙しいなか、準硬式を継続してきた6年生。集大成となる関東大会で、チームを牽引する活躍が期待される。
最速148キロの剛腕、馬術部経験者も注目
右上の日本大と創価大のブロックは、激戦区とあって実力者も揃う。 日本大は走攻守のバランスが整っており、好調を維持している谷口健斗がチームに勢いをもたらすか。もう1つのシード校・創価大も、1年生から主力選手としてチームを支える崎坂俊介が中心として上位進出を目指す。 その創価大と対戦する可能性がある法政大は左のエース・古川端 晴輝。明治大は近藤吏矩と、どちらもチームの顔と言っても過言ではない中心選手。勝利に導くような投球を1試合でも多く見せることができるか。