【からつボート(モーニング)一般】若手屈指の実力者 中村魁生の逆襲が始まる
<20日・からつボート・3日目> 中村魁生は2日目を終えて、2、6、4着と消化不良の走りが続いている。得点率も26位に甘んじボーダー下から巻き返しを期す。 「普通だけど、まだしっくりはきていない」と航跡通りに相棒の11号機とのマッチングには苦労している様子。それでも「そんなに悪いエンジンとは思っていないし、ペラを調整して合わせます」と調整を丹念に重ねて正解を見いだす構えだ。 7月に鳴門で3年半ぶりのVを飾った。だが、以降はなかなか波に乗り切れていない。「最近の調子はあまり良くないです」と心なしかトーンも低い。「A1に復帰したかったけど、フライングとか事故もありましたしね」。だが、「今節は最後までいろいろ試して、来期(11月~)につなげてA1を目指します」と悪い流れを断ち切って返り咲きだけを見据える。 予選最終日は1、4枠で絶好枠も残す。大阪支部が誇るホープがボーダー付近でくすぶっているつもりはない。大きく順位を上げて、まずは予選をクリアする。