バレー日本女子、東京五輪金メダルのアメリカに完敗 ベスト布陣もストレート負け
◆バレーボール ▽ネーションズリーグ女子福岡大会 日本 0(15―25、18―25、24―26)3 米国(16日、北九州市西日本総合展示場) ホームでの1次リーグ第3週で、パリ五輪の出場権を確定させた日本は、21年東京五輪金メダルの米国に0―3で敗れ、4敗目(8勝)となった。過去の対戦では160勝135敗と勝ち越すが、13年7月から18年5月まで15連敗。ドルーズらを擁する強敵が立ちはだかった。対する日本はベストな布陣で臨んだ。 第1セット(S)は序盤は4―7と競った形でスタート。そこから主将・古賀紗理那、石川真佑のスパイク、岩崎こよみのブロックが決まり、4連続得点で8―7と逆転した。だが、アメリカも反撃に転じ、5連続得点で8―12と突き放された。その後は荒木彩花、石川がスパイクを決めるも、再び4連続得点を奪われ、11―19に。終盤にも3連続で締められ、15―25と圧倒された。 第2Sでは宮部藍梨、和田由紀子を先発に入れて、挽回を図った。序盤は再び互角の戦いに。6―6と善戦したが、そこから一挙4連続得点を奪われ、6―10とされた。その後は石川、宮部、山田二千華がスパイクを決めるも、連続で得点することができず、11―17とされ2度目のタイムアウトを要求した。16―23から山田、関菜々巳が連続で決めて18―23と追い上げるも、米国の強烈な攻撃を受け、18―25で2S連取を許した。 後がなくなった第3S。4―6から石川が連続でスパイクを決めるなど、7―6と逆転した。その後は和田のバックライトが効果的に決まり、12―9としたところで米国がこの試合初のタイムアウトを取った。そこからは米国も意地を見せ、互いに譲らぬ展開に。古賀の強烈なバックアタックが決まるなど、16―15に。とはいえ、そこからアメリカの猛攻が日本を襲い、流れが傾いた。2度の3連続得点を許し、17―21とリードを許した。だが、日本も負けじと4連続得点で24―24のジュースへ。それでも最後はドルーズのスパイクが決まり、24―26で終戦となった。 ◇福岡大会の日本の試合結果 ▽12日 3○0韓国 ▽13日 2●3カナダ ▽15日 3○0セルビア ▽16日 0●3米国
報知新聞社