母が寝込み、2歳の息子が…驚きの行動に父は感謝「優しさが骨身に沁みる」「絶対怒れない」
「息子が仕事から帰宅するパパのためにお米を炊いてくれていたみたいです。ありがとう」のコメントとともに、衝撃の写真が…! 【写真】これは驚き!!! 初めて見るような炊飯器 投稿したのは、当時2歳の息子さんと一緒に暮らす金子雅也@ジュエリーお仕立て屋 (@GALA_KANEKO、以下金子)さん。炊飯器のふちギリギリまでお米がぎっしり詰め込まれ、息子さんが自分のできることを頑張った様子が伝わってきます。 「優しさが骨身に沁みますね。。。」 「お米も気持ちもパンパン」 「こんな事されたら…絶対怒れないな」 「ありがとうとしか言えない」 「優しさという名のお米が溢れている😆」 X(旧Twitter)では、息子さんの奇想天外な行動に驚きつつも癒される人がたくさん。5.3万のいいねがつきました。 ただ、写真の炊飯器をよくよく見ると一部のお米は炊けた状態…?しかも保温時間の表示が9時間になっています!これはいったいどういった状況なのか金子さんに話を聞きました。
息子が「ご飯炊いてくるねぇ」
金子さんは事前に妻から「炊飯器がえらいことになっている」と報告を受けていたそう。予備情報を持っていたものの、帰宅後に炊飯器のフタを開けた瞬間、予想以上の状況に衝撃が走ったといいます。「上のお米がサラサラで下の方はねっとりしていて、底は少し焦げてて…あの時の驚きは忘れられません(笑)」 その日は、奥様が体調不良でなかなかソファから動けなかったそう。その日の昼頃に息子さんがなんの脈絡もなく突然「ご飯炊いてくるねえ」と言って、炊飯器の釜にお米を入れ踏み台にのぼって流しで水を入れたようです。 ただ、息子さんはお米をとげないので水を流すまねだけ。およそ1合くらいのお米と入れたいだけの水を入れてスイッチオン。立ち上がることもしんどかったそうで奥様はソファで様子を見ることしかできず。 炊き上がると、「ヤケドしちゃうから黒いの(炊飯釜)さわらないでね」と注意するのがやっと。すると、息子さんは気をつけながらスプーンでお米をすくって味見。水が足りなくて固かったのかペッと吐き出して、さらにお米を足したそう。 状況は分かっていたものの、体調が悪くそのままに。そしてお米パンパンの炊飯器は、金子さんが帰宅するまで9時間も保温されていたというわけです。 ともすれば怒ってしまいそうな場面ですが、金子さんは「体調不良の妻も、一生懸命お米を入れてくれた息子も、“今日1日頑張ってくれてたんだなぁ”と、エライコトになっている炊飯釜を見ていろいろな感情があふれました」と言います。