<呪術廻戦>“あと5話”で完結 6年半の連載に幕 芥見下々「納得できる(多分)ような最終回を」 過去最大無料企画も
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんの人気マンガ「呪術廻戦」が、“あと5話”で完結することが8月19日、明らかになった。9月30日発売の同誌44号で最終回を迎え、約6年半の連載に幕を下ろす。完結に向けて、過去最大の無料公開企画が、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」、電子書店「ゼブラック」で実施されることも発表された。 【写真特集】「呪術廻戦」ついにクライマックスへ! 最後はどうなる? 新情報解禁
芥見さんは「あと5回で物語が終わります。自分の望んだ形で物語を締めくくることができるのは、ひとえに読者の皆様のご支援とご協力のおかげです。ありがとーう!! 『呪術廻戦』を支えてくれた、できるだけ多くの人たちが納得できる(多分)ような最終回を鋭意制作中です。それでは皆さん!! 平にご容赦ください!!」とコメントを寄せている。
完結に向けて、過去最大となる245話分が、「少年ジャンプ+(プラス)」「ゼブラック」で順次、無料公開される。第1~18話(呪胎戴天)が公開中で、9月29日まで。第19~79話(幼魚と逆罰~懐玉・玉折)が8月26日~9月1日、第80~136話(宵祭り~渋谷事変)が9月2~8日、第137~173話(死滅回游1)が9月9~15日、第174~215話(死滅回游2)が9月16~22日、第216~245話(浴~人外魔境新宿決戦)が9月23~29日に公開される。
「呪術廻戦」は2018年3月に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスが第27巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は9000万部以上。
アニメも人気を集めており、テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、国内興行収入が約137億5000万円、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。テレビアニメ第2期が、2023年7~12月に放送された。アニメの続編「死滅回游」が制作されることも話題になっている。