「使い捨て」の不織布マスクは「再利用」できる? 再利用時の注意点や節約効果を解説!
コロナ禍が明けて、マスクの着用をやめた方も少なくありません。洗って使い回せるタイプのマスクを使う人もいますが、主流は今もなお使い捨ての不織布マスクです。 通常は使用後にゴミ箱へ捨てるものですが、実は掃除アイテムとして再利用できます。今回は、不織布マスクの再利用方法を解説します。
不織布マスクの再利用方法3選
使わなくなった不織布マスクの使い道は、主に以下の通りです。 ・ワイパーのウェットシート代わり ・料理の油処理 ・靴磨き用のペーパー こちらでは、上記の再利用方法を紹介します。 ■ワイパーのウェットシート代わり 使い捨てマスクを3枚ほど並べてワイパーにセットすれば、「マスクワイパー」として掃除に使えます。ワイパーは専用のウェットシートを使うものですが、マスクの素材と紐部分を有効活用することで、ワイパー用のウェットシートの代わりとして使用可能です。 不織布マスクは蛇腹状の形状をしており、吸着力が高い素材が使われているとされています。ホコリや汚れを効果的にキャッチしてくれるため、ワイパー用のウェットシートと同等の力を発揮する可能性があります。 市販のワイパー用ウェットシートは、1枚あたり約5円~16円します。1回の掃除で何枚も使うこともあるため、コストを気にして使用場所を限定している人もいるかもしれません。 一方、使用済みの不織布マスクを再利用すれば、コストを気にする必要はありません。数枚分のワイパー用ウェットシートの代わりにできるため、節約につながる可能性があります。 ■料理の油処理 不織布マスクは吸収性が高いため、揚げ物に使用した油の処理にも使えるようです。油をマスクに吸わせて、ビニールに入れて縛るだけで簡単に処理できます。食用油の処理には専用の油固め剤を使っている人もいるでしょう。 しかし、市販の凝固剤は、1回分で約30円~60円かかります。不織布マスクならコストを気にせず使用でき、揚げ物後の処理に便利だといえるでしょう。 ■靴磨き用のペーパー 不織布マスクに使われるポリプロピレン素材には汚れをキレイに拭き取る力があり、靴磨きとしても使えます。 スニーカーやスポーツシューズを洗剤やスポンジで本格的に水洗いするのは手間がかかりますが、日々のメンテナンスとしてこまめに汚れを拭き取っておけば手洗いの回数を減らせる可能性があります。 また、靴の匂いが気になる場合は、不織布マスクに消臭剤を入れて縛り、靴の中に入れる方法もおすすめです。 靴磨きには専用のマイクロファイバータオルが販売されていますが、1枚あたり600円~1500円程度します。使わないマスクで代用すれば、節約につながる可能性があります。