【阪神】完封勝利の才木浩人、前日のチーム大逆転負けで「締めていかないと」
◆JERAセ・リーグ DeNA0―1阪神(12日・横浜) 阪神の先発・才木浩人投手が、被安打4の完封勝利でチームを救った。前日は最大7点リードをひっくり返される衝撃的な大逆転負け。「昨日の展開の後だったので、きっちりいかないといけないというか、締めないといけないと思っていた。こういうピッチングができて良かったです」とホッとした表情を浮かべた。 攻撃陣による援護は3回の1点のみ。ヒーローインタビューで「もうちょっと点を取ってほしいです」と笑わせた右腕は、虎党から万雷の拍手を浴びた。最速153キロの直球にフォーク、スライダー、カーブなを織り交ぜて128球。7回無死一、二塁で筒香を二ゴロ併殺打に仕留めた場面を「今日の一番のプレー」と振り返り、「僅差の状況の中で完封できるのはすごくでかい」とかみしめた。
報知新聞社