広島・緒方監督は「判断が難しい所でいいスタートを切った」と重盗を絶賛
まずジョンソンが、「チーム一丸となっての勝利。あとの質問は、松山が歌ってから受け付けます」と無茶振りすると、松山が、「まだ早い」と拒否するという爆笑を誘う掛け合いからインタビューは始まった。 ーーピッチングを振り返って? 「日ハム打線は、いい打線だった。粘り強く、カウントを整えてきた。球数が増えて、コーナーをつき、四球で歩かせる場面が多くなったが、決めねばならないところでは投げきれたと思う。(必要なところで)ダブルプレーも取れた。(4回の陽の強烈なピッチャーライナー?)本当に強い打球だったので怖かったです」 ーー丸のファインプレーなどもあった。 「チームが一丸となって守備陣が守ってくれて、石原もいつものようにいいところを引き出してくれた。打線も早めに点を取ってくれた」 ーー大谷との対決は? 「大谷との対戦については、試合前から、色々と周りから言われた。ピッチャーとしては、160キロ以上を投げるし、いいバッターだし、本当にオールラウンドで素晴らしい選手だが、チームで一丸となって勝った1勝だった」 続いて4番に抜擢され仕事を果たした松山が笑顔でインタビュー。 ーーまずは今の心境から。 「本当に最高です、はい」 ーー大谷はどうでしたか? 「タマが速いですねえ。本当にビックリしました。点が欲しいところで、ああいう形で打てたのでよかったです。(狙いは)真っ直ぐ1本で、1、2、3で行きました。相性? 3年前は参考にならない。今日、なんとか打ちたいと思っていたので、最高の結果でよかったです」 ーーマツダスタジアムが真っ赤に染まりました。 「試合が始まってから、すぐは足ががくがくしていたのですが、ファンの声援が力になりました。ありがとうございました」 最後に明日の第2戦からの気持ちを聞かれ、ジョンソンが、「1勝しました。あと3つです。みんなでやりましょう」と言うと、松山も、「今日も熱い声援をありがとうごさいました。あと3勝で日本一になりましょう」と続け、レギュラーシーズンのお立ち台でも恒例となった絶叫でまとめた。 「鹿児島のじいちゃん、ばあちゃん、今日もやったぞお!」