神様が喜ぶ参拝法、祈願が届かない参拝法がある⁉ 神社でのお詣り、知っておきたい10のルール【開運2024年】
2024(令和6)年は辰年。初詣に行く人も多いと思いますが、正しいマナーで参拝していますか? なかには、職場のメンバーでお詣りにいく習慣の会社もあるようです。仕事でもプライベートでも、お願いごとを神様に届けるためには、「所作のマナー」と「心のマナー」が大切。スピリチュアル添乗員としてのべ1万人以上を寺社仏閣にご案内し、伊勢神宮参拝ツアーの添乗は500回を超えるという五斗美湖さんに教えてもらいました。 【データ】男性・女性の未婚率の推移、30~40代女性の結婚願望は?
神様にお願いごとをするなら真摯な態度で
皆さんは大切な人のお家や、大事なお客さまのところを訪問する際、きちんとした身なりで、ご挨拶をしてから中に入られると思います。また、誰かに頼みごとやお願いごとをする際、丁寧な態度と言葉づかいを心がけますよね。 神社に参拝して、神様にお願いごとをするときもそれは同じです。神様が喜んで願いを聞いてくださる、所作のマナーと心のマナーの10のポイントをお伝えします。
①服装 ▶ 正式参拝を除いて、服装の決まりはありません
正式参拝を除いて、服装の決まりはありませんが神様の前に出て恥ずかしくない格好で参拝するというのは最低限のマナーです。 毎日、近所の氏神様に参拝する人もいますが、ふだんの服装で問題ありません。 一方で特別なお願いごとがあって、わざわざ遠くの神社まで出かけて行くなら、きちんとした服装を心がけると、より一層、真摯な気持ちで神様と向かい合えるはずです。 拝殿の中に入って正式参拝をする場合も、露出が多い服装は避け、上着を着用したり、フォーマルな装いを意識する人が一般的です。とくに伊勢神宮の正式参拝の場合、ドレスコードが非常に厳しいので注意しましょう。
②ご由緒と神様の確認 ▶ お詣りする神様の名前は知っておきましょう
神社にお詣りする際、「縁結びで有名」「金運がアップする」といった御利益に目がいきがちですが、そこに祀られている神様の名前も知らずに、ご利益だけを求めるのは失礼です。 神様の名前をちゃんと覚えてから参拝しましょう。 たとえば伊勢神宮なら内宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。天照大御神は皇室の御祖先であり、総氏神のように崇められています。豊受大御神は天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。 このように神様の名前を知ってからお詣りすると、神様も喜んでくださいます。