ケタ違いに、旨い! 大阪の人気みやげ“本田ソース”を生んだ「ぼん繁」でソース焼きそばを味わう
●知る人ぞ知る大阪の人気みやげとしてお好みソース「本田ソース」
大阪で食べたいグルメ筆頭といえばタコ焼きやお好み焼き、焼きそばなどの茶色い粉モノグルメ。その味の決め手となるのは「お好みソース」です。 本田ソースを楽しむ隠れメニュー「トンソース」 今回紹介するお店では、そんなソースをオリジナルで開発。美味しい焼きそばが名物となっていて、店内でソースも販売しているので、ソースを堪能したら、ぜひ大阪みやげに手に入れてほしい逸品です。
天満橋の名物お好み焼き屋「ぼん繁」
京阪電車と大阪メトロの谷町線がクロスしていてビジネス街でもある天満橋。駅を下りて1~2分歩いた場所にあるのが、今回紹介する『ぼん繁』です。 中に入ってみると、入り口から想像するより、広々とした店内。お店の奥に大きな鉄板があって、各テーブルにも鉄板のある理想的なお好み焼き屋スタイルのお店となっています。
ぼん繁の本田ソースを堪能するなら「焼きそば定食」!
何はともあれ、まずはオススメのメニューをいただきましょう。ランチメニューが色々展開されていますが、イチオシは「焼きそば定食」。注文後しばらくすると運ばれてきたのがこちら。 お好み焼きでさえ白ご飯のお供にしてしまう大阪人にとっては、もはや何もビックリしない焼きそばとご飯の組み合わせ、そしてみそ汁がセットになっています。
まずは焼きそばをズズッと一口。しっかりと焼目の付いた焼きそばを食べて最初に感じるのは、ソースのスパイシーさ。関西のいわゆるお好み焼きソースは甘みが強い種類が多いのですが、こちらのソースは甘さが少な目でピリッとスパイシー。その辛めのソースが太麺の焼きそばによく絡み、大人な味わいです。
ちなみにこちらが、オリジナルの「本田ソース」。その誕生秘話は、かなりユニークです。 戦後間もない昭和24年頃、先代の店主である本田繁男氏が、お好み焼きに合うソースを作ろうと試行錯誤を繰り返していたある日、夢でソースの作り方を見たそうです。 目が覚めた翌日、夢で見た製法通りに作ったら美味しかったという、なかなかファンタンジーなエピソード。苗字を取って「本田ソース」とし、お店の名前は「ぼん繁」となっています。