朝、左肩が抜けていた!救急搬送された27歳の競輪選手、1か月ぶりの実戦「復帰しようとしたら今度は」
京王閣競輪場のナイター「後閑信一C&Kドリ杯&報知杯(F2)」が25日に開幕。9RのS級予選に出場する松本憲斗(27歳・熊本=119期)に話を聞いた。 松本憲斗は記念初参戦となった前回の福井記念一次予選で、根田空史を相手に1着をつかみ全国に名前を売った。今回はその福井記念以来1か月ぶりの実戦となる。この空白の1か月の間に、大変なことが起こっていたようだ。 「あっせんが2本入っていたんですけど、脱臼と風邪でどちらも欠場しました。(脱臼は)朝起きたら左肩が抜けていて…(苦笑)。動けなかったので救急車を呼んで運ばれました。なんとか治ったので復帰しようとしたら、今度は風邪をひいてしまい。それで間隔が空いてしまいました」 S級生活は山あり谷ありのスタートとなったが、ここで長欠の不安を一掃して軌道に乗せたいところ。 「(昇級初戦の)久留米は予選でダメだったので、まずは予選で良い走りを見せたいです」と意気込んだ。(netkeirin特派員)