ノリスがマイアミGPを制し、110戦目で涙のF1初勝利!フェルスタッペン、ルクレール表彰台…角田裕毅はSC中ピットインが奏功し7位入賞|F1
ノリスはここからファステストラップを連発しながら、レースを先導する。2番手フェルスタッペンとの差を少しずつ広げていった。 39/57周目、サインツとピアストリが接近戦で接触し、ピアストリはフロントウイングにダメージを負う。これでピットインを余儀なくされ、最後尾までポジションを下げる。角田は7番手に浮上した。 トップはノリスで、残り9周の49/57周目でフェルスタッペンとの差を5秒まで広げた。3番手ルクレール、以下サインツ、ペレス、ハミルトンと続き、角田は7番手を走行。後方の8番手ジョージ・ラッセルとのマージンを4秒まで稼ぎ、最後まで走り切る流れとなっている。 結局フェルスタッペンとの差を7.6秒まで広げたノリスが、キャリア110戦目にして待望のF1初優勝を果たした。表彰式の前にはヘルメットを脱ぐとともに、涙を見せるシーンも。ノリスはキャリア16度目の表彰台となり、F1未勝利での最多表彰台登壇記録は15で終止符となっている。 2位フェルスタッペン、3位ルクレールまでが表彰台に上がった。 4番手フィニッシュのはサインツはピアストリとの接触でペナルティとなり、4位にペレスが繰り上がり、サインツが5位という裁定になった。 6位ハミルトンで、7位には角田が入り今季3度目の入賞。6ポイントを手にして、今季のドライバーズランキングでランス・ストロールを上回って総合10位に浮上した。 8位ラッセル、9位アロンソ、10位エステバン・オコンまでがポイントを手にしている。
第6戦マイアミGP・決勝結果
1/ランド・ノリス/マクラーレン 2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 4/カルロス・サインツ/フェラーリ 5/セルジオ・ペレス/レッドブル 6/ルイス・ハミルトン/メルセデス 7/角田裕毅/RB 8/ジョージ・ラッセル/メルセデス 9/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 10/エステバン・オコン/アルピーヌ 11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 12/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 13/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 14/チョウ・グァンユ/キックザウバー 15/ダニエル・リカルド/RB 16/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 17/ランス・ストロール/アストンマーティン 18/ケビン・マグヌッセン/ハース 19/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ -/ローガン・サージェント/ウィリアムズ