稲村氏後援会が告訴状提出「うそ通報でSNS凍結」主張 「複数のデマ拡散」と公選法違反疑いで告発状も
関西テレビ
兵庫県知事選挙に立候補していた稲村和美さんの後援会が、選挙期間中にSNSが2回凍結されたのは、うその通報による選挙妨害だったとして、告訴状を提出しました。 11月17日に投開票された兵庫県知事選挙では、斎藤元彦知事(47)が、稲村和美さん(52)に、およそ13万票の差で勝利しました。 この選挙期間中、稲村さんの後援会のSNSが、2回にわたりSNSの運営会社から凍結されました。 後援会は、複数の何者かが「SNSのルールに違反している」などと、組織的にうその通報を運営会社にしたことから凍結されたと主張しています。 後援会は、「ルールに反する行為はなく、不当な選挙妨害だ」として、22日午後、通報した多数のアカウントについて、偽計業務妨害の疑いで兵庫県警に告訴状を提出しました。 【後援会の共同世話人 津久井進弁護士】「支援活動という、法律上の業務が妨害されたことを大変遺憾に思う」 また後援会は、稲村さんが否定した後も、「県庁の建て替えに1000億円かける」などといった4つのデマを投稿・拡散させたとして、多数のアカウントについて、公職選挙法違反の疑いで告発状も提出しています。
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