クルトワ復帰、ルニンの急成長で“レアルGK3番手”に この5カ月で6試合しか出番がないケパの行き先
チェルシーからレンタルで加わっているが……
復帰したティボー・クルトワか、それとも今季急成長したアンドリー・ルニンか。レアル・マドリードの守護神争いに関しては、サポーターの間でも意見は割れていることだろう。実績ではクルトワが上だが、復帰したばかりということを考えれば、6月1日に控えるドルトムントとのチャンピオンズリーグ決勝ではルニンに任せた方が無難かもしれない。 そんな中、すっかり影が薄くなってしまったのがGKケパ・アリサバラガだ。今季チェルシーからレンタルで加わっているケパは、長期離脱していたクルトワの代役となるはずだった。予定通り今季前半戦は先発を任されていたのだが、11月に負傷離脱したところから流れは急変。 ルニンがそのチャンスを掴み、後半戦はルニンが1番手となった。12月以降、ケパがゴールマウスを守ったのはカップ戦を含め6試合だけだ。クルトワが復帰した今は3番手GKの立ち位置になっている。 当然レアルの主戦力とはカウントできず、スペイン『as』は今夏に所属元のチェルシーへ戻ることになると伝えている。 ケパは2018年に7200万ポンドもの移籍金でアスレティック・ビルバオからチェルシーへ移籍したが、チェルシーでも評価は揺れた。移籍金額に見合うパフォーマンスではないと批判されることも多かったのだ。 昨季はチェルシーで1番手となっていたが、果たして29歳を迎えているケパのキャリアはどうなるか。
構成/ザ・ワールド編集部