真田ナオキ、師匠の吉幾三が手がけた新曲で狙う紅白歌合戦「師匠への恩返し、ファンのためにも出場できるよう成長したい」
全国ツアーのため秋田県を訪れていた演歌歌手の真田ナオキ(34才)をキャッチ。「今年は勝負年」と意気込む真田が、“大晦日の大舞台”など、年末にかけての並々ならぬ思いを語った。 【写真】吉田ナオキの楽屋での貴重なショットなど写真満載!
「背中を押してくれるファンへ贈ります」
「わぁ、きれいだなぁ。あっちの花、すごく大きいですよ!」 9月上旬、演歌歌手の真田ナオキは全国ツアーのため秋田県を訪れていた。リハーサルを終えると、会場に隣接する蓮の名所・千秋公園のお堀を訪れて束の間の散策。すれ違うファンから「あとでコンサートに行くからねぇ」と手を振られるとさわやかに会釈し、花が好きだという真田は、咲き誇る大輪の蓮の花群に引き寄せられるように遊歩道をぐんぐん進んでいく。 沿道ではバラの花の形に盛られた “ババヘラアイス”(秋田の銘菓)を見つけて興味を寄せる。甘いものも好きと、初体験となる秋田のソウルフードを夢中でほおばった。 「昨日は市場でおいしいとうもろこしに出会ったんです。とうもろこしが好きなことに最近気づいて、ホテルの部屋で3本食べました。子供たちへのお土産にも5本ほど送って。市場はあまり行ったことがなかったので、お店を巡って野菜や果物を見るのもおもしろかったなぁ」 秋田を満喫し、本番を迎えたステージではMCもご当地色の濃い内容に。集まったファンも真田が地元を堪能した様子をうれしそうに聞き入っていた。実は今回のように公演地を観光するのは特別なことだとか。 「普段はコンサート会場とホテルの往復だけで、ホテルの部屋から一歩も出ないんです。本番へ向けてなるべくしゃべらず、声をケアして、コンディションを整えています。ぼくにとって地方へ出かける喜びはその土地で歌えること。コンサートができたら、それだけで最高に幸せなんです。 でも今回は前日に秋田テレビさんへお邪魔して午後の情報番組に出演させていただいたので、いつもよりスケジュールに余裕があって。ちょっとだけ近場へお出かけしました」