【NFL】苦戦から復調し、チーム最多のレシーブヤードを記録したチーフスTEケルシー
「まあ、他の人がどう考えていようと気にしない。私はディフェンスがどう動くか、そして彼にどのように気を配るかを見ている。私はそこから判断しているし、トラブのことを毎日見ている。つまり、彼がどんな様子でどんな風に仕事に取り組んでいるかを見ているのだ。彼は練習中にその場を離れようとせず、試合では常に全力を尽くしている。だから、分からないが、そういうことはまったく心配していない」
チーフスのワイドレシーバー(WR)たちは試合前にケルシーを支持していることを示すTシャツを身にまとっていた。
クオーターバック(QB)パトリック・マホームズは「うちは結束の強いグループだし、チーム全体、オフェンス全体がとても緊密な関係にある。つまり、俺たちは一緒に逆境を乗り越えてきたし、遠征もたくさん経験してきた。スーパーボウルにも出場したし、ほとんどのメンバーは少なくとも1回、スーパーボウルを経験している」と話している。
「こういう連帯感を築き上げてきたし、みんなは外で騒がれていることを耳にしてきたと思うけど、トラビスがどれだけ優れたリーダーであるかを理解している。みんなが彼への支持を示す姿や、トラビスが試合に出て自分らしく活躍する姿を見られてよかった。それでこそ彼だからね」
ケルシーはチャージャーズ戦で、チーム内最多9回のターゲットをマーク。WRラシー・ライスが重傷と見られる膝のケガで早々に退場したことを受け、必要とされていた活躍を見せた。
マホームズはケルシーがプレーに絡む回数が増えたことについて「いろんな要素が混ざり合った結果だと思う」とコメント。
「もちろん、ラシー・ライスが早々に退場したこともあって、ケルシーがたくさんキャッチを決めるような状況に戻さなきゃいけなかった。チャージャーズはアウトサイドのプレーを封じていて、フィールドの中央があいていたから、いくつかのゾーンカバレッジでトラブにパスを通せた。でも、ケルシーのプレー全般については特に心配していなかった。彼がチームから必要とされるときにいつでもプレーを決めてくれることは分かっているし、今日はまさにその通りだった」
ライスの負傷を受け、チーフスはもうすぐ35歳になるケルシーが日曜日のような活躍を今後も見せることを期待するだろう。